私達アマチュアゴルファーの最初の目標は、

スコア100を切る

ことだと思います。

私の場合、大学時代にサークルに入りゴルフを始めて、ゴルフのキャディバイトをやりながらコースで練習ラウンドをしまくっていましたので、時間と練習量がたっぷりとあったため、比較的早く100を切ることが出来ました。

100を切るための明確な方針や戦略、考え方があったわけではなく、ただがむしゃらに練習とラウンドを繰り返していたら、自然と100を切れていた、という感じです。

しかし、今考えると、100を切るための考え方(戦略)と練習方法というのはハッキリとわかります。

そこで、この記事では、練習量とラウンド回数の限られたアマチュアゴルファー向けに

100を切るために持っておきたい考え方と効率的な練習方法

についてお話していきたいと思います。


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100を切るための考え方

まず、ゴルフスコア100とはどの程度のスコアなのか?について整理しておきます。

99はボギーペースとダブルボギーペースのちょうど真ん中

全ホールダブルボギーだと、スコアは108です(ダブルボギーペース)。

全ホールボギーだと、スコアは90(ボギーペース)。

スコア100切りを達成するための最大スコア99は、ボギーペースとダブルボギーペースのちょうど真ん中に位置することが分かります。

つまり、ボギーとダブルボギーを交互に取っていけば、スコアは99になるわけですね。

ですから、各ホールで狙っていくスコアは「ボギー」となります。

狙い通りに全ホールボギー以下が取れたら、90を切れることになりますが、100切り未達成のアマチュアゴルファーの場合、そう簡単にはいきません。

「ボギーを取ろう!」と思っても、ダブルボギー以上になるケースも当然あります。

では、各ホールでボギーを狙ってはいけないのでしょうか?

3ホール区切りでスコアを考える

1ホールごとにスコアを考えて、一喜一憂するのではなく、3ホール区切りでスコアを捉えていくと、集中力が切れにくいです。

18ホールを3で割って、全部で「6区切り」にして、各3ホールごとにスコアを考えていきます。

99というスコアは、27オーバーですから、これを各区切り(3ホール)に分散させると

27 ÷ 6 = 4.5

となります。

つまり、各区切り(3ホール)では、4オーバーまでは叩いてよいことになります。

3ホールで4オーバーというのは、色々なケースが考えられます。

  • ボギー、ボギー、ダブルボギー
  • ダブルボギー、ダブルボギー、パー
  • パー、ボギー、トリプルボギー
  • パー、パー、+4

などなど。

3ホール区切りで考えると、例えばトリプルボギーが出てしまっても、「残りの2ホールで挽回しよう」と考えることが出来ます。結果、集中力が切れにくくなります。

「ボギー、ボギー、ダブルボギー」が理想的なペース

3ホールで4オーバーで上がるには、上述のように色々なスコアの組み合わせがあるわけですが、

例えば「パー、パー、+4」などは、狙って出るスコアではありません。

現実的に狙えるスコアの組み合わせの中で最も理想的なものは、

「ボギー、ボギー、ダブルボギー」

の組み合わせです。

考え方としては、こうです。

「各ホール、ボギーを狙っていく。でも、うまくいかない時はダボでもOK。」

さらに言えば、3ホールで4オーバーというペースでラウンドするとスコアは96ですから、スコア99までは若干余裕があります。

ですから、

「ダボがトリプルボギーや+4になっても、1,2回までならOK。」

と考えることも出来ます。

要するに、

「各ホールボギーを取りに行く。たまに失敗してダボやトリになってもOK。気落ちしない。」

という考え方を持てばよいわけです。

スコアは常に把握しておく

「今、何オーバーか?」を把握すべきかどうか、については2つの考え方があります。

1つは、常にスコアを把握しておき、目標スコアが達成出来そうかどうかを常に意識すべき、という考え方。

もう1つは、目標スコアと現時点とのスコアの差は考えない方が、プレッシャーを感じないため結果が良くなる、という考え方です。

私は、スコアは常に把握して目標スコアとの差(乖離)を捉えておく方が良いという立場です。

ゴルフをやる以上、プレッシャーやストレスというものから逃げることは出来ません。であれば、そのプレッシャー・ストレスとの向き合い方・対処法を徐々に身につけていく方が有利だと思うのです。

また、目標スコアと現時点でのスコアの乖離を把握しておけば、

「これから挽回するぞ!」とか「このペースを維持するぞ!」など、集中力が増すように思えます。

各ホールでボギーを狙うためには?

「ボギー、ボギー、ダブルボギー」のペースで回れば、スコア96で100切り達成なのですが、そうは言っても、

「各ホール、ボギーが狙えたら苦労しないわ!」

と思われているかもしれません。

そこで、ここでボギーというスコアについて考えてみます。

ボギーというスコアが出るケースというのは、ほぼ全て以下の3通りです(Par4を前提)。

  • 2オン、3パット
  • 3オン、2パット
  • 4オン、1パット

パッティングは、2パット以内でのホールアウトを目指しますので、これらのうち狙うべきは

「3オン、2パット」もしくは「4オン、1パット」となります。

1パットで上がれる可能性はかなり低いですので、現実的には

「3オン、2パット」

を狙っていくべき、ということになります。

つまり、

「3打でグリーンに乗せて、2パットで上がる」

これが出来れば良いわけです。

全ホールでこれが達成できれば90ですし、数ホールミスして不達成でも90台では上がれます。

次に、3オン・2パットを達成していくための練習方法、すなわち「100を切るための練習方法」について見ていきます。


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100を切るための練習方法

100を切るための要素を2つに分割すると、

  • 3オン(ボギーオン)させる
  • 2パットでホールアウトする

というようになります。

では、この2つの項目を達成していくためにはどうしたらいいか?どのような練習をしていけばいいか?を見ていきましょう。

3オン(ボギーオン)を達成するための練習方法

3オンをするためには、

  • 250ヤード超の豪快なドライバーショット
  • ミドルアイアンでのキレキレなセカンドショット
  • 冴え渡るアプローチショット

・・・は、まったくもって不要です。

必要なのは、

  • 200ヤード程度飛び、曲がっても林に入らないドライバーのティーショット
  • 残り150ヤードから、グリーン周りまで運ぶアイアンショット
  • 30ヤードからグリーンに乗せるアプローチショット

です。

ドライバーのティーショットの目標は、フェアウェイセンターにボールを運ぶことではありません。

それでは目標が高すぎます。

ティーショットの目標は、

セカンドショットでグリーン方向を狙える位置にボールを飛ばす

こと。林や池などのハザードに入らなければOK。曲がってもOK。飛ばなくてもOK。

これなら練習すれば、達成できそうですよね?

 

次に、セカンドショットについてです。

残り150ヤードからのミドルアイアンのセカンドショットがグリーンに乗らなくて、イラッとしたことはありませんか?

残り150ヤードから高確率でグリーンオンさせられるゴルファーは、ほとんどいません。これができたら、片手シングルプレーヤー(ハンディキャップ1~5)のはずです。

ミドルアイアンでグリーンを狙っても、乗らない。これは、アマチュアゴルファーの場合、当たり前なんです。

ですから、セカンドショットの目標はもっと低く、

3打目のアプローチでグリーンに載せられる範囲にボールを運ぶ

このような目標にしたほうが良いです。

「3打目のアプローチでグリーンに載せられる範囲」はアプローチの腕前によって異なってきますが、目安としては、グリーンから20~30ヤード以内です。

また、池やバンカーなどのハザードがある場合は、出来る限り避けていきます。

以上のように、セカンドショットで達成したい目標は

  • グリーン周り(グリーンから20ヤード~30ヤード以内)にボールを運ぶ
  • 池・バンカー・OBは避ける

となります。

 

次に、アプローチです。

全てのアプローチで、「OKパット圏内まで寄せるぞ!」と意気込んでいませんか?

もしそれが本当に達成できたら、シングルプレーヤーですし、プロレベルのアプローチ技術を持っていることになります。

「寄せるぞ!」と意気込むのではなく、「最低2パット圏内にはボールを運ぼう」と考えたほうが気楽にアプローチできるため、結果は良くなります。

もっと言えば、「グリーンに乗ればOK」と考えてもよいです。

実際、アプローチショットでザックリやトップなどのミスが起きて、グリーンにさえ乗らない・・・というケースは結構あるからです。

最低限、そのようなミスは避ける。これだけでも目標としては十分です。

具体的な練習方法は?

以上のように、3オン(ボギーオン)させるために達成すべき目標は

  • セカンドショットでグリーン方向が狙える位置にドライバーティーショットを飛ばす
  • セカンドショットでグリーン周りまでボールを運ぶ(乗らなくてOK)
  • アプローチショットでグリーンに乗せる(寄らなくてもOK、できたら2パット圏内)

3つです。

次に、これらの3つの目標を達成させるための練習方法について具体的に見ていきます。

  • ドライバーとアプローチの練習が90%。残りの10%でミドルアイアン(7番など)の練習をする。
  • ドライバーは練習場の左右のネットに当たらないようなスイングを定着させる
  • アプローチは、ザックリ・トップの大きなミスが出ないような打ち方を身につける
  • 気分転換に7番アイアンの練習をする

これだけです。かなりハードルは低めだと思います。

ドライバー、アプローチにほとんどの練習時間を割くのが良いです。結果に直結するからです。

ドライバーショット、アプローチショットの基本を守れば、上記のレベルには誰でも到達出来ます(ドライバーショット、アプローチショットの打ち方の基本は別の記事をご参照ください)。

ミドルアイアンの精度を高めても、100を切るという意味では「コストパフォーマンス」が悪いです。

セカンドショットで必要なショットは、

トップでもダフってもスライスでもフックでもいいから、グリーン周りまでボールを運べる

というレベルだからです。極端に言えば、「ボールが前に飛べばいい」わけです。

とにかく、ドライバーとアプローチ。この2つを徹底して練習して、大きなミスが出ないようにしていきましょう。

2パットで上がるための練習方法

そもそも論なのですが、

ほとんどのアマチュアゴルファーはパッティングの練習をしていない

というのが実情だと思います。

練習場にパッティング練習場がある場合には、そこで10分、20分でも良いので定期的に練習する。

パッティング練習場が利用できない環境であれば、パターマットを買って自宅で練習する。

これだけでも、他のアマチュアゴルファーに一歩先んじることが出来ます。

パッティングの「打ち方」の技術は、練習を繰り返す他ありませんので、練習しましょう。

 

・・・と、練習の重要性を強調しましたが、2パットでホールアウトするためにさらに重要となるポイントがあります。

それは、距離の把握と上り下りの把握です。

正直、パッティングの練習を頑張るよりも、これを徹底したほうがスコア向上が見込めます。

パッティングの大失敗をなくす

2パットで上がるためには、パッティングの「大失敗」をなくしていったほうが効率がよいです。

「大失敗」とは・・・

  • タッチが弱すぎて、半分しかボールが進まなかった
  • タッチが強すぎて、元の距離と同じくらい距離が残ってしまった

というもの。要は、タッチがまったくあっていないパッティングのことです。

距離感を出すためには、距離の歩測と上り・下りの把握を徹底して行うことが必要になります。

  • カップまでの距離を歩測する(何歩か)
  • カップまで上りなのか、下りなのか明確に把握する

この2つがきちんと出来ているアマチュアゴルファーって、実は結構少ないです。

「だいたいこれくらいの距離だろ。」「たぶん上りだろ。」「上りか下りかしらないけど、たぶんこれくらいのタッチだろ。」

こんな感じでパッティングしていませんか?

距離を正確に把握せず、上り・下りの判断もテキトーだと、パッティングの大失敗が起こってしまいます。

  • ボールからカップまでの距離をきちんと歩測する
  • グリーンの外、横から見て、上り・下りをきちんと判断する

この2手間を加えるだけでも、パッティングの大失敗は撲滅出来ます。

真っ直ぐ打てるようになるとか、ショートパット成功の確率を上げるとか、そういう練習を頑張る前に、以上の2手間を加えるようにしてみてください。

確実にパット数は減り、ほとんどのホールで2パットで上がれるようになるはずです。

また、距離感・タッチの出し方については、

『スコア改善に繋がる練習グリーンでのパッティング練習方法』

の記事をご参考にしてください。

 

まとめ

  • 100を切るためには、「ボギー、ボギー、ダブルボギー」のペースを目標にする(3ホール区切りでスコアを把握する)
  • ボギーを狙うためには、3オン・2パットが必要となる
  • 3オンするためには、「見える範囲に飛ばせるドライバーティーショット」「グリーン周りまでボールを運ぶセカンドショット」「確実にグリーンに乗せるアプローチショット」が必要
  • 練習の大半をドライバーとアプローチに費やす
  • 2パットで上がるためには、距離の歩測と上り・下りの判断を徹底する

長くなりましたが、以上のポイントをご参考にされれば、100切りに近づいていくはずです。


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