実際のコースラウンドでは、

  • ドライバーの調子は良いのに、アイアンが当たらない・・・
  • アイアンはナイスショットが出るのに、ドライバーが全くダメ・・・

という現象に悩まされることがあるかと思います。

このような現象が起こる原因の1つに、

ドライバーのスイングとアイアンのスイングの違い

の存在があります。

今回の記事では、この点についてお話していきたいと思います。


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アイアン=ダウンブロー、ドライバー=アッパーブローが定説

最近のゴルフ理論では、

アイアンはダウンブローで打ち、ドライバーはアッパーブローで打ちなさい

と言われることがほとんどだと思います。

アイアンはショートホールのティーショットを除けば、地面の上のボールを打つことを想定しているため、ダウンブローのスイングでないとクリーンなインパクトが実現出来ません。

逆に、ドライバーショットは、基本的にはティーアップした状態で打つクラブですから、アッパーブローでもクリーンなインパクトが実現出来ます。

また、最近のドライバーはヘッドの大型化や重心位置等の工夫によって、低スピンの球が出るように設計されているため、アッパーブローで打った方が飛ぶと言われています。

このようなことから、

アイアン=ダウンブロー、ドライバー=アッパーブロー

という定説が定着しているわけです。

実際、私もこの理論に従って、

「アイアンのスイングとドライバーのスイングは別物

と考えていました。

しかし、先週発売の『ゴルフダイジェスト(2015/10/27号)の丸山茂樹プロとレッスンプロの内藤雄士氏のコラム記事の中で、この定説に異論を唱えるような文章がありました。

男子プロの中には、ドライバーをダウンブローで打つ選手もいる

アイアンショットに関しては、アッパーブローでなくダウンブローで打つのは「当然」と言えますから、問題にはなりません。

問題は、ドライバーについてです。

ドライバーのティーショットは、ティーアップされたボールを打つため、理論上はダウンブロー・アッパーブローのどちらのスイング軌道でもクリーンなインパクトが実現出来ます。

この点について、上述の『ゴルフダイジェスト』のコラム「丸山茂樹スマイルスマイル!(p79)」の文章を一部引用します(引用部分の筆者は内藤雄士氏)。

PGAツアーのなかでもズバ抜けた飛距離を誇るダスティン・ジョンソンが使っているドライバのロフト角は12度です。ボールをやや中央寄りの置き、計測データではマイナス1.3度のダウンブローで打っています。

男子プロはみんな、ロフト角8.5度とか、そういうドライバーを使っているものとばかり思っていましたが、そうでもないのですね。

ロフトの大きいドライバーを使ってダウンブローに打つことによって、インパクト時のロフトは適正になるということみたいです。

ドライバーをダウンブローで打つことのメリットについて、内藤雄士氏は以下のように述べています(引用元:同上)。

ダスティン・ジョンソンは、ドライバーを、いってみればアイアン的な使い方をしているから、ウェッジまでそのまま応用できるのです・・・(後略)

つまり、ドライバーをダウンブローで打つことによって、

アイアン=ダウンブロー、ドライバー=ダウンブロー

となり、アイアンとドライバーの打ち方に違いが無くなる。

すると、ドライバーのティーショットから、セカンドショットのアイアン、グリーン周りのアプローチ(アプローチショットも基本はダウンブロー)まで、同じスイング軌道(ダウンブロー)で打つことが出来るようになります。

このことが、ゴルフを簡単にしているということなんだと思います。


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ドライバーをダウンブローで打つ!実際にやってみました

この記事を読んで、「これだ!!」と思ったワタクシは、すぐにゴルフ練習場に行って

ダウンブローでドライバーを打つ練習をしてみました。

結果は・・・

 

 

難しい。難しかったです。。。

具体的に言いますと、ドライバーをダウンブローで打つと・・・

  • テンプラのミスショットが出る
  • フェースが返りきらず、スライスが出る
  • インパクト時のロフト角が殺されるせいか、球が上がりにくい

というようなミスショットが出ます。

ドライバーとアイアンの打ち方を「同じ」にできれば、自分のゴルフがもっとシンプルになる!

と考えて、ワクワクしながらゴルフ練習場に向かったのですが、

ガッカリしながらトボトボと帰るはめになりました。残念。

ダウンブローでドライバーをきっちり飛ばすには、ヘッドスピードと筋力が必要

もちろん、練習を繰り返せば、ダウンブローでドライバーショットをきっちりと打てるようになることは不可能ではないと思います。

実際、ダウンブローでドライバーのナイスショットを連発するアマチュアゴルファーもいるはずです。

しかし、ダウンブローでドライバーをきっちりと打つためには

  • 高スピン量でもきっちりと飛距離を出せるだけのヘッドスピード
  • ドライバーの大型ヘッドをインパクトで瞬間的に返せるだけの筋力

が必要なのではないかと思います。

ですから、ダウンブローでドライバーが打てるゴルファーというのは、体格的に恵まれ、かつ筋力トレーニングを行っている人間、つまり男子プロゴルファーに限られてくるのではないでしょうか。

アイアンとドライバーで、意識を明確に切り替える!

以上をまとめると

  • ドライバーをダウンブローで打つことが出来れば、アイアンとドライバーのスイング軌道が一致し、ゴルフがシンプル・簡単になるのは確か。
  • しかし、ダウンブローでドライバーを打つことが出来るのは、おそらく男子プロゴルファーのみ。
  • 我々アマチュアゴルファーは、ドライバーはアッパーブローに打った方が良い。

ということになります。よっぽいど体力に自信がない限りは、ドライバーをダウンブローで打つ試みはオススメしません。

それよりも、ドライバーはアッパーブロー、アイアンはダウンブロー、という風にスイング時の意識を「切り替える」ことが重要になるのだと考えます。

また、ダウンブローの角度、アッパーブローの角度を両者ともに「緩やか」にしていくことで、両者のスイングの「違いの程度」が縮まり、ラウンドにおけるスイングの連続性が改善されるとも言えそうです。

まとめ

  • 最近のゴルフクラブを使ったゴルフ理論では、「アイアン=ダウンブロー、ドライバー=アッパーブロー」が定説。
  • だが、この定説に反するゴルフ理論も存在し、それによればドライバーもダウンブローで打つ。
  • ドライバーもダウンブローで打てば、アイアンとのスイングの違いがなくなり、ゴルフがシンプルになる。
  • しかし、ドライバーをダウンブローで打つことは、私達アマチュアゴルファーにとってはかなり難しい。
  • やはり、セオリー通りにドライバーはアッパーブローで打つのが吉。
  • アイアンとドライバーで、スイングの意識を明確に切り替えることが大切。
  • ダウンブローの度合い、アッパーブローの度合いを緩やかにすれば、アイアンとドライバーのスイングの違いが小さくなり、ゴルフが簡単になる可能性がある。

理想は、アイアンは緩やかなダウンブロー、ドライバーは緩やかなアッパーブローなのかもしれません。

最近の自分のスイングは、ドライバーをかなりかち上げていたので、そこを今後改善していき「緩やかなアッパーブロー」にしていくように練習していこうと思います。

ご参考になれば幸いです。


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