「ドライバーの精度が上がってティーショットがもっと安定すれば、スコアは減るんだけどな・・・」

と考え、フェアウェイキープ率を計算してみると、そこまで悪くない。

というか、スコアが良いときも悪いときも、フェアウェイキープ率はあんまり変わらない。

・・・ってことはありませんか?

 

アマチュアゴルファーの場合、フェアウェイキープ率よりも、

  • フェアウェイを外したときの外れ度合(酷さ)
  • フェアウェイを外したときのスコアの崩れ度合

の方がスコアに密接に結びついていると言われています。

なので、スコアを減らすためにはこれらを改善すればよいのですが、改善するためには数値化できる指標が使えると便利です。

 

そこで、この記事では

ドライバーショットのミスがどれくらいスコアに影響したか?を示す指標

をご紹介したいと思います。


【Sponsored Link】



The photo above by Consortum , adapted. (license)

フェアウェイの外し具合を数値化する指標

フェアウェイキープ率は、ティーショット(ドライバーショット)が成功した確率ですが、

ここでご紹介するのは、観点が全く逆の指標です。

フェアウェイキープできなかったティーショットのスコアへの悪影響を数値化してくれます

※ 参照元:米国ゴルフダイジェスト『The Real Measure Of Driving Accuracy

では早速、指標の使い方について見ていきます。

各ホールのティーショットに点数をつける(0点~4点)

まず、Par4とPar5のティーショットの結果に点数(ポイント)をつけていきます。

ラウンド中にスコアカードに書き込めばOKです。

ポイントの付け方は以下の通りです。

  • フェアウェイで、グリーンを狙える。
    0点。
  • 浅いラフ。グリーンを狙うのに問題ないレベル。
    0点。
  • 深いラフで、グリーンを狙うにはかなり厳しい。
    1点。
  • 木が前にあって、曲がる球でないとグリーンを狙えない。
    1点。
  • 林の奥・木の根元・あごに近いフェアウェイバンカーなどで、グリーンを全く狙えない。
    2点。
  • 池やワンペナエリアなどに入った。
    3点。
  • OBやロストボールになった。
    4点。

ドライバーショットの飛距離によって、「Par4は基本的に3オン狙いという方針です」という方も多いと思いますが、

その場合には上記の「グリーン」という箇所を「3打目を打ちたいエリア」と読み替えれば、そのまま使うことが出来ます(例えば、残り50Y地点など)。

点数を集計する

ラウンド終了後にティーショットの点数を合計し、それを2で割った数を算出します。

例えば、ティーショットの点数の合計が20なら、2で割って「10」になります。

この数字が

曲がったティーショットによっていくつスコアを落としたか?

目安になります(この場合は10打損したということ)。

ハンディキャップ・平均スコアごとの目安数値と比較する

ティーショットの点数(ティーショットのミスによっていくつスコアを落としたか)は、腕前によって結構違ってきます。

以下は、ハンディキャップごとの点数(=合計 ÷ 2)の目安です。

HC +3 0 3 6 9 12
点数 2 2.5 3.1 3.9 4.8 5.6
HC 15 18 21 24 27 30
点数 6.2 7 7.7 8.4 9 9.6

引用元:The Real Measure Of Driving Accuracy(Golf Digest)

自分の実際のティーショットの点数と上記の目安を比較してみると、ティーショットの良し悪しが分かります。

例えば、ゴルフスコアが95のラウンドでティーショットの点数が10だったとします。

スコア95に相当するHCは23くらいですから、ティーショットの点数の目安は8前後で、その日のラウンドのティーショットは目安よりもかなり悪かったことが分かります。

他の部分で上手くカバーできたのでスコアがまとまった可能性が高いです。

そして、この人が90を切るためには、ティーショットの点数を6程度まで減らすことが必要であることも分かります。

ラウンド中にもティーショットの調子を判断しやすい

ラウンドでのドライバーショットの調子は、「かなり良い」「なんとなく悪い」「全然ダメ」とか、かなり主観的な評価になってしまいます。

ですが、ご紹介したティーショットの点数を使うと、ラウンド中であってもドライバーショットの調子の良し悪しを客観的に知ることが出来ます

例えば、ティーショットの点数が7程度である平均スコア90(HC:18)のゴルファーがいるとします。

ティーショットの点数の合計は1ラウンドで14程度ですから、ハーフでは7。

もし、最初の4ホールを終えてティーショットの点数が5点である場合、その日はかなりティーショットが悪いことが分かります。

何かしらのスイングの修正をするか、ティを低くする・コンパクトなスイングにするなどのより慎重にティーショットをするといった対策が打てます。

【Sponsored Link】



他の指標と組み合わせると効果的かも

今回ご紹介した指標は「率」ではなく、足し算で算出するポイントタイプなので、ラウンド中も把握しやすいのが大きなメリットだと思います。

フェアウェイキープ率のデータを取っているけど、イマイチどう使えばいいか分からないという場合には試してみて下さい。

また、同じようにアマチュアに有効な(機能する)ティーショットに関する指標としては、

ティーショット生存率

というモノもあります。

フェアウェイをキープできなくても、グリーンが狙える位置にティーショットが飛べば「生存」とカウントし、その確率を指標として使います。

スコアカードには「◯」「✕」を付けておくだけでOKです。

このティーショット生存率も併せてデータを取っておくと便利だと思います。

→ 『フェアウェイキープ率よりティーショット生存率を上げる

【Sponsored Link】