ゴルフスコアを減らしていくためには、パーオン率を上げていかないといけません。

もちろん、パーオン率はイマイチでもパッティングとアプローチが超絶上手ければ、結構良いスコアは出ます。

でも、自分のベストスコアを更新し、さらに平均スコアも減らしていくためには、やはりパーオン率の底上げは避けては通れません。

 

そこでこの記事では、

  • パーオン率を左右する要素は何なのか?
  • パーオン率を上げるためには具体的にどうすればいいのか?

という点について取り上げてみます。


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目標スコアに必要なパーオン率の目安は?

まず、ご自分が目標とするスコアや、ベストスコアを出すために必要なパーオン率の目安を確認してみて下さい。

平均スコアとパーオン率の関係性は、だいたいこんな感じです↓

  • 平均スコア108以上 0%
  • 平均スコア90 16.7%
  • 平均スコア81 44.4%
  • 平均スコア76 55.6%
  • 平均スコア72 66.7%

 

例えば90を切るのが当面の目標であれば、パーオン率は20%程度をターゲットにすればよいことが分かります。

また、シングルプレイヤーになるためには、最低でも40%、出来れば50%程度のパーオン率が求められます。

まずは、ご自分の直近数ラウンドのパーオン率を計算してみて、目標スコアのパーオン率の目安と比べてみましょう

もし、パーオン率が目安よりも低いのであれば、パーオン率を改善すれば目標スコアに近づきます。

逆に、パーオン率が目安と同じかそれ以上であれば、パッティングやアプローチに問題があったり、OB・ハザードで大叩きする頻度が高いことがスコアの足を引っ張っていると思われます。

※ パーオン率の計算方法やパーオン率の目安については、『アマチュアゴルファーのパーオン率の目安ってどれくらい?』でもう少し詳しくツッコんでいます。

パーオン率を決める要素は3つ。

上手くパーオンできたときのことを思い出すと、

「ティーショットはまずまずで、セカンドショットも上手く打てて、距離も合ってグリーンに乗った」

ってことが多いと思います(当たり前ですが)。

 

もうちょっと詳しく見ると、

  1. ティーショットは、グリーンが狙える位置に飛んだ
    (ティーショット生存)
  2. セカンドショットがある程度きちんと打てた
    (セカンドショット成功)
  3. 曲がり幅はグリーンの幅に収まり、距離感も合った
    (番手選び、狙い所の妥当性)

という3つの条件が揃ったとき、パーオン出来るということです。

 

ということは、パーオン率は

ティーショット生存率(0~100%)
×
セカンドショット成功率(0~100%)
×
狙い所と番手選びの妥当性(0~1.0)

という計算式で表すことが出来るはずです。
(3つ目の要素は数値化しづらいですが・・・)

そして、この計算式の計算結果と実際のラウンドのパーオン率は、個別のラウンド1つ1つを見るとズレますが、長期的に見るとほぼ一致します。

 

つまり、パーオン率を上げるためには、

  • ティーショット生存率を上げる
    or
  • セカンドショット成功率を上げる
    or
  • 狙い所と番手選びを改善する

この3つのコトをすれば良い、ということになります。

 

自分のラウンドを振り返って、ティーショットに問題があるのであればティーショットを、

セカンドのアイアンショットがイマイチなのであればアイアンを、

上手く打ててるのに縦の距離が合わずにグリーンに乗らないことが多いのであれば、番手選びを

少しずつ改善していけば、自ずとパーオン率は上がってくるはずです。

 

では次に、ティーショット・セカンドショット・番手選びなどのマネジメントのそれぞれについて、どうすれば改善できるのか?を見ていきます。

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パーオン率を上げるための練習法とマネジメント

まず、

パーオン率
=
ティーショット生存率 × セカンドショット成功率 × 番手選びの妥当性

という計算式を見ながら、「取らぬ狸の皮算用」をちょっとしてみます。

 

現時点でのパーオン率が10%程度のゴルファーがいるとします。

パーオン率から想像すると、この人の平均スコアはおそらく100を少し切るくらいでしょうか。

90の壁を突破するためには、パーオン率を17%程度まで上げることが必要となります。

7割程度、パーオン率を上げなくてはいけません。

 

ここで、

「セカンドショットが下手だから、アイアンをたくさん練習してセカンドショット成功率を1.7倍にしよう。そうすれば、パーオン率も1.7倍(目標の17%くらい)になるし。」

と考えると、苦しくなってしまいます。

アイアンが劇的に上手くならないと無理だからです。

 

パーオン率を1.7倍にするという目標は、ティーショット生存率とセカンドショット成功率をそれぞれ30%増加させることでも達成できます(1.3 × 1.3 = 1.69倍)。

ティーショットもセカンドショットのアイアンも、劇的に上手くなる必要はなくて、

両方とも「地味に」上達できればOK。こっちの方が気軽です。

この人の例ですと、

ティーショット生存率・セカンドショット成功率がそれぞれ30%くらい(10回に3回)であれば、40%程度(10回に4回)くらいの確率にまで上げる

という感じです。

 

皮算用が長くなりましたが、具体的にどうすればいいのか?見ていきましょう。

ティーショット生存率を上げるには?

ティーショット生存率とは、フェアウェイキープ率とは違います。フェアウェイキープ率よりも数値は常に高くなります。

ラフに入ってもいいし、クロスバンカーに入ってもいいし、隣のホールのフェアウェイに落ちてもいいので、

とにかく、セカンドでグリーンを狙える位置に運べれば、「生存した」と判断します。

「いや、ティーショット生存率とか意味不明・・・」という場合は、 『フェアウェイキープ率よりティーショット生存率を上げる』を読まれると分かると思います。

 

ティーショット生存率を上げるためには、技術面マネジメントの2つのアプローチがあります。

まず、技術面では、

  • 飛ばすための練習ではなく、曲げない練習をメインにする。
  • クラブを短く持つ。
  • コンパクトなトップでマン振りしない。
  • 両脇を(軽く)締めてスイングする。

というようなポイントを抑えることが大切なんだと思います。

ただ、結局のところ練習場で練習を繰り返すしかありません。

最大飛距離を伸ばすための練習ではなく、最低限の飛距離を維持しつつ曲がり幅を小さくすることを練習の目標にする感じです。

 

次に、ティーショットで死なないためのマネジメントとしては、

  • OBや池・林を回避するための狙い所はどこか?を明確にする。
  • ティーグラウンドのどこに立てば、そこに狙いやすいか?を考える。
  • ティーアップの高さを調節する。
  • 場合によってはドライバーを使わない選択もする。
  • そのために、3w・5w・ロングアイアンのティーショットの練習もしておく。
  • OBや池以外でも、スタイミーとなってグリーンが狙えないところに注意する。

というコトを、ティーショットを打つ前にしっかりと考えておきます。

これまで、こういったマネジメントをあんまりしてこなかったのであれば、ココを改善するだけでも生存率は上がると思います。

セカンドショット成功率を上げるには?

セカンドのアイアンショットの成功確率を上げるためには、

ダフり・トップ・チョロといった大きなミスを減らす

ことを優先した方がよいと思います。

これらのミスが出てしまうと、縦の距離が全く合わないのでグリーンに乗る可能性がゼロになるからです。

横の曲がり幅を意識するのは、ダフり・トップのミスがほとんど出なくなってからにした方がよいです。

 

で、ダフり・トップを減らすためには、

  • ちゃんとダウンブローのスイング軌道になっているか?
  • ダウンスイングで右肩が下がっていないか?
  • コックを解くのが早すぎないか?
  • インサイド・アウトの度合が強すぎないか?

といったポイントをチェックすると良いと思います。
(もちろん、スイングには個人差があるので、チェックポイントは各位で違いますが)。

 

あと、「練習場ではそうでもないのにコースに出るとダフりまくる・・・」という場合、

実は練習場でもダフっている可能性が高いです。

練習場のマットでは、ダフってもクラブヘッドが滑ってくれるためまともな球が出てしまうからです。

インパクトの音を注意深く聞いて、「ほとんどマットと擦れた音がしない」くらいのインパクトを目指した方がよいです。

 

最後に、高くティーアップした球を打つ練習もダフり・トップを減らすためにかなり有効です。

ティーアップすると、少しでも打点が上下にズレたり、ダウンブローにヘッドが入らなかったりすると、球がまともに飛んでくれません。

ナイスショットが全然出ないのでストレスはたまりますが、滑ってくれるマットの上から練習するよりも上達は早くなります。

 

番手選び・狙い所の妥当性を高める

セカンドショットで上手く打てても、番手が間違っていたり狙い所がイケてないと、グリーンに乗ってくれません。

せっかく良いスイングをしたのにもったいないですよね。

 

まず、グリーンの狙い所については、

  • ピンを狙うとどういう危険があるのか?
    (池・バンカー・OBなど)
  • 自分の曲がり幅だと、その危険地帯に行ってしまうリスクがあるか?

という点を考えて、リスクが大きいと思った場合には問答無用でリーンセンターを狙いです。

アイアンショットが曲がっても、グリーンの幅から外れないラインに打っていきます。

逆に、自分の球の曲がり幅を考慮してリスクが小さいと判断すれば、ピンを狙います。

 

例えば、私のアイアンのミスは「左へのヒッカケ」がほとんどなのですが、

ピンがグリーン右端に切ってある場合、ピン方向を狙ってセカンドを打ちます。

ミスショットが出なければピンに絡むかもしれませんし、曲がってしまってもグリーンには乗るはずだからです。

一方、グリーン左端にピンがある場合は、よほどのことがない限りセンター狙いです。

 

次に、縦の距離を合わせるためのアイアンの番手選びについてですが、こちらの記事にまとめていますので参考にしてみてください。

番手選びは、コンディションによってはプロでも間違えることもあります。

打ってみないと分からない要素もあるので、そこまでシビアに考えても仕方有りません。

ただ、「迷ったら短いクラブで」という格言は守った方が結果は良いと思います。

グリーン手前の方がトラブルになりにくいし、短いクラブの方が曲がり幅が小さいからです。

まとめ

以上、パーオン率を上げるための考え方と練習方法でした。
偉そうに講釈垂れましたが、最近の私のパーオン率は結構酷ったです。

ドライバーのティーショットが曲がりまくっていたからです。

 

上で、「ティーショットとセカンド、両方を少しずつ改善する方がよい」と言いましたが、

「ドライバーショットがほぼ確実に死ぬ(生存率0%)」という場合には、ドライバーから練習した方がよいです。

ゼロに何をかけてもゼロだからです。

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