練習場で他のゴルファーの練習を観察していると、

  • 色々なクラブを満遍なく打っている人
  • 1本のクラブをひたすら打っている人

の2種類いることに気付きます。

初心者の間は、練習する番手を1本決めてそれをひたすら練習すべし

というゴルフの格言みたいなものがあります。

1つの番手に自信が持てるということは、実際のラウンドプレーの際には、かなり精神的に有利となりますし、

実際、スイング上達を考えると、1つの番手を練習しまくった方が良いと私も考えています。

では、ゴルフ初心者の間は1つの番手をひたすら練習しまくるとして、

どの番手のアイアンを練習しまくればよい?

のでしょうか。

この記事では、このテーマについてお話したいと思います。


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よく言われるのは「7番アイアンをひたすら練習しろ!」だが・・・

昔からよく言われていることですが、

まずは7番アイアンをマスターすべし!

という格言があります。

しかし、これって本当なのでしょうか?

私は、

初心者の場合、7番アイアンをマスターするのはかなり難しい

と考えます。

実際、7番アイアンをほぼほぼ打てるようになった場合、そのゴルファーのスコアは、確実に100を切っているはずです。

ですから、

最初にマスターするクラブとして、7番アイアンはハードルが高い

と考えます。

では、どの番手を練習しまくるのが良いのでしょうか?

ピッチングウェッジをひたすら練習する!

初心者のあいだは、

ピッチングウェッジ(Pw)に絞って、Pwをひたすら練習しまくる

ことが、スイング上達とスコア上達に繋がると考えます。

その理由は・・・

  • Pwはアイアンの形状をしたクラブの中で一番簡単なクラブである
  • Pwの重量は重く、手打ちになりにくい
  • Pwが打てるようになれば、8番アイアンくらいまでは同じ感覚で打てる
  • 実際のラウンドで、残り100ヤードに自信が持てるようになることは、とても大きい

というものです。順にご説明していきます。

Pwは、アイアンの形状をしたクラブの中で最も簡単なクラブ!

ピッチングウェッジは「ウェッジ」という名称となっていますが、実際には、

サンドウェッジやアプローチウェッジ(P/S)の形状ではなく、アイアンの形状

をしていることがほとんどです。ウェッジの丸みを帯びた形状ではなく、アイアンの形状をしているわけです。

そして、アイアンの中で、最も短く「簡単な」クラブがピッチングウェッジです。

 

まずは、最も簡単なクラブからマスターする

というのは、初心者にとって「賢明な判断」であると考えます。

ピッチングウェッジは重いクラブのため、手打ちになりにくい

アイアンのクラブ重量は、

サンドウェッジが一番重く、3番アイアンが一番軽い

というように、番手が小さくなるにつれてその重量は軽くなっていきます。

そして、軽いクラブであればあるほど、「手打ち」をしやすくなります。

手打ちを定着させることは、初心者が最も避けるべきことです。

手打ちが定着してしまうと、スイング上達が阻害されるからです。

一方、重いクラブは、その重さのため「手打ちがしにくい」という特長があります。

ピッチングウェッジは、アイアン形状のクラブの中で、最も重いクラブです。

ですから、ピッチングウェッジ1本に絞って練習することで、手打ちを防いだスイング作りをしていくことが可能になります。

ピッチングウェッジが打てれば、8番アイアンくらいまでは打てる

ピッチングウェッジがある程度打てるようになれば、

9番アイアン・8番アイアン(ショートアイアン)も同じ感覚で打てる

ようになります。

試しに、ピッチングウェッジを構えたあとに、9番アイアンを構えてみてください。

ほとんど、構えた感覚に差は感じないはずです。

同じように、8番アイアンくらいまでは、ピッチングウェッジと同じ感覚で構えることが出来ると思います。

つまり、

ピッチングウェッジが打てるようになれば、ショートアイアンも打てるようになる

ということです。


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残り100ヤードに自信が持てるようになる

ピッチングウェッジの飛距離の目安は、ヘッドスピードにもよりますが

100ヤード~120ヤード

です。

つまり、ピッチングウェッジを打てるようになるということは、

残り100ヤードくらいの地点からグリーンを狙える

ということを意味します。

ほとんどのアマチュアゴルファーは、残り100ヤードからグリーンに乗せることが出来ません。

ピッチングウェッジをひたすら練習して、ショットの成功確率を上げると、

残り100ヤードの距離に自信が持てるようになります。

これは、ラウンドプレーの際に、精神的にも非常にプラスになりますし、ピッチングウェッジを軸にコースマネジメントをすることが可能になります。

その頃には実際にスコアも向上しているはずです。

以上が、

まずはピッチングウェッジ(Pw)をひたすら練習すべき

ということの根拠・理由です。

ミドルアイアン・ロングアイアンは打てなくてOK

ゴルフ初心者のあいだは、

ミドルアイアン・ロングアイアンは打てなくてOK

です(ミドルアイアン:5番・6番・7番、ロングアイアン:3番・4番)。

なぜなら、ミドルアイアン・ロングアイアンは、

ドライバーのティーショットが上手く飛んだ場合に使うクラブ

だからです。

例えば、350ヤードのPar4の場合、ドライバーのティーショットが上手くいき、200ヤード先のフェアウェイに飛んだとしましょう。

セカンドショットの地点は、グリーンまで残り150ヤード。

このとき、グリーンを狙うには7番アイアンくらいになり、ミドルアイアンが必要になります。

しかし、実際には、初心者のあいだは、

ドライバーのティーショットが上手くいき、200ヤードまっすぐ飛ぶということ自体が少ない

です。

大抵の場合、

  • スライスして林に入り、セカンドショットは林から出すだけ
  • テンプラして150ヤードくらいしか飛ばない
  • ナイスショットでも飛距離が出ず、セカンドショットが200ヤード近く残る

というような状況になるはずです。

つまり、

セカンドショットの残り距離が200ヤード以上残るという状況が多い

わけです。

このような状況では、セカンドショットでグリーンは狙えず、結果としてミドルアイアン・ロングアイアンの出番は無くなります。

 

グリーンまで残り200ヤード以上の場合、

ロングアイアンやフェアウェイウッドを振り回すのではなく、

ショートアイアンを2回打ってグリーンに乗せる

方が、スコアになります。つまり、ピッチングウェッジで100ヤードを2回打つ方がスコアになります。

 

以上から、

初心者のあいだは、ミドルアイアン・ロングアイアンは打てる必要はない

と私は考えます。

結論

ここまでのお話をまとめると、

  • 初心者がまず練習するべきクラブは、ピッチングウェッジ
  • ミドルアイアン・ロングアイアンの練習は不要

ということになります。

ピッチングウェッジがきちんと打てるようになると、自然とミドルアイアンはある程度打てるようになります。

そうなると、残り150ヤードくらいから、

少なくともグリーン周りにはボールを運べる

という状態になります。

実際、90を切るようなゴルファーでも、残り150ヤードからグリーンオン出来る確率はとても低いです。

そう考えると、

「100を切るまでは、ひたすらピッチングウェッジを練習する」

くらいの意識でもよいと思います。

もし、私が今からゴルフを始めるとすれば、

  • ピッチングウェッジの練習
  • ドライバーショットの練習
  • アプローチショットの練習

をひたすら行います。この3種類のショットだけで、ラウンドは出来るからです。

イメージ的には、

  • ドライバーで見える範囲に180ヤード~200ヤードくらい飛ばし、
  • ミドルアイアンでペチンッと打って、グリーン周りまでボールを運び
  • ピンに寄らなくてもよいから、アプローチで確実にグリーンに乗せる

という流れです。もし短いPar4なら、セカンドショットでショートアイアンを使ってグリーンを狙えます。

これが出来れば、100は余裕で切れるようになります。

 

毎回の練習場での練習では、

ピッチングウェッジをひたすら練習、ドライバーもたまに練習、アプローチもしっかり練習

という感じで行うのが、スイング作り・スコア向上のためにはベストなのでは?と考えます。

あくまでも個人的な意見ですが、論理や根拠はあると思います。参考になれば幸いです。


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