ゴルフ雑誌やゴルフレッスン本を読むと、

アプローチは転がした方が寄る確率が高い!

ピッチショットではなくランニングアプローチを基本にしましょう。

的なことがよく言われていますよね。

 

でも、実際にアプローチするときにはサンドウェッジやアプローチウェッジを使って、

ピッチショットやピッチエンドランでボールを上げて寄せようとする方は多いのではないでしょうか。

かく言う私もその一人でして、

基本的にアプローチショットは全て、ロフト58度のサンドウェッジでやってしまっています。

 

というのも、「ランニングアプローチの方が寄る」という説が、どうも信じられなかったからです。

「本当に?根拠は?ソースは?」みたいに、疑いの目で見てしまっているからです。

 

ですが、先日購入した本に、

なぜランニングアプローチを優先して打つべきなのか?

その優位性について論理的に説明している部分がありまして、かなり納得のいくモノでしたので

この記事でご紹介したいと思います。

読むと、もしかしたら「ランニングアプローチ練習してみようかな」と思えるかもしれません。


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アプローチの距離感は2つの要素から成る

少し小難しく考えますと、アプローチの距離感(つまり、寄るか寄らないか)は、2つの要素で決まります。

それは、

  • キャリー(飛距離)
  • ラン(転がり)

の2つです。

そして、アプローチでピンに寄せるためには、キャリーとランを上手く調整してあげる必要があります。

 

で、「どちらの方が調整しやすいか?」を考えますと、ラン(転がり)の方が思い通りにいきやすいです。

どうしてでしょうか?

キャリーは「打ち方」、ランは「グリーンの読み」に依存する

これまた当然のことなのですが、

  • どれだけキャリー(飛距離)が出るかは、打ち方によって決まる。
  • 着地してからどれくらい転がるか(ラン)は、グリーンによって決まる。
    ※ グリーンの速さ・傾斜に影響を受ける。

ということが言えます。

 

ということはつまり、

アプローチの距離感 = キャリー + ラン = 打ち方 + 転がり方の読み

という関係にあります。

(ドヤって書いていますが、当たり前のことです。。。)

 

そろそろ結論に近づいて来ました。

打ち方はブレ幅が大きい。読みはブレ幅が小さい。

ゴルフを始めてからある程度経てば、

「ロングパットで半分も進まない」とか「同じ距離だけオーバーしてしまった。」というような

ノーカン・パットはかなり減ってきますよね。

これは、グリーン上のボールの転がり方のイメージが出来ているからです。

15mくらいのロングパッティングを考えますと、3パットを無くすことは出来ないにせよ、

そこまで大怪我することは少ないはずです。

 

逆に、残り距離15m(16,7yard)のピンの根元を狙って、サンドウェッジでアプローチショットを打った場合、1パット圏内に寄る確率を想像してみます。

私の場合、どんなに贔屓目に見ても50%程度です。誰しも、成功確率はロングパットに比べてかなり落ちるのではないでしょうか。

高い球でピンの根元に落とすので、(上手く打てれば)ボールの転がりは関係ないため、グリーンの読みは必要ありません。

ほぼ打ち方によって、寄るか寄らないかが決まります。

 

このように、「打ち方のブレ幅」と「読みのブレ幅」を比較すると、私たちアマチュアゴルファーの場合、

打ち方のブレ幅の方が断然大きいのが実際のところだと思います。

ピッチショットとランニングで「打ち方:読み」の比率は大きく違う

ようやく結論にたどり着きます。

 

ピッチショットやロブショットは、基本的にピンまでキャリーさせる打ち方です。

ですから、「打ち方が90、転がりの読みが10」という感じ。

 

一方、ランニングアプローチはその比率が真逆でして、

打ち方が20、転がりの読みが80」という感じだと思います。

 

そして、打ち方のブレ幅と転がりの読みのブレ幅のどちらが大きいのか?は、先ほど整理した通りですから、

ランニングアプローチ(転がし)の方が結果のブレが小さい

つまりピンに寄る確率が高いということになります。

 

アプローチで何故ボールを上げたくなるのか?

以上がランニングアプローチの優位性の論理的な説明となるのですが、

私も含めたアマチュアがランニングアプローチをしたがらないのは何故でしょうか?

論理的・合理的に考えれば、状況が許す限りボールを転がしてアプローチした方が有利なのですから、その選択をしない私はバカなのでしょうか?

 

考えるに、「ロングパットと同じようなグリーンの読みをしたくない」という思いが強いと、ランニングアプローチを避けてしまうのではないでしょうか。

「ロングパットが好き!」という方は少ないはずです。たぶんみんな嫌い。

その印象が強いから、ロングパットと同様にボールの転がり方を想像しないといけない、ランニングアプローチも嫌いなんだと思います。

だから、上げなくてもよい場面でボールを上げて寄せようとしてしまう。

結果、なかなかピンに寄らない。

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まとめ:ボールの転がり方をもっと観察しよう(自戒)

ロングパットが嫌いなのはなぜかというと、結果があまり伴わないからだと思います。

で、なんで結果が伴わないかと言えば、距離が長いことも理由としてはありますが、

それよりも大きい要因としては「練習不足」があると思います。

ショットに比べてパッティング練習は少なくなりがちですし、パッティング練習の中でもロングパットの練習は少ないのが普通ではないでしょうか。

 

「だったら練習量を増やせばいい!」という結論が妥当ですが、実際問題、ロングパットの練習が出来る機会って結構少ないですよね。

普段使う練習場にパッティンググリーンが併設されていればよいですが、そうでない場合はラウンド前のパッティンググリーンだけだと思います。

私の練習環境はまさにこんな感じ。

 

ということで思い付いた次善策が、

ラウンド中のボールの転がり方をもっと注意深く観察する

ということです。

自分の打った球はもちろん、他のプレーヤーの打ったパット・アプローチの転がり方も観察して、

グリーン上でのボールの転がり方のイメージを自分の中に蓄積していきます。

 

もちろん、チャンスがあればロングパットの練習も取り組むことは必要ですが、

現実問題として、まずは↑のように少しだけ意識を変えてみることから始めてみたいと思います。

※ ランニングアプローチの打ち方について別の記事で取り上げます。

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